Manhattan Portage BLACK LABEL Presents
ストリートで遊んできた大人たちが選ぶバッグ

In The Cityvol.1

江川“YOPPI”芳文

Hombre Niňo ディレクター / PLUS L by XLARGE® ディレクター

BAG : DOGER BACKPACK

̶̶まずはじめに「Manhattan Portage」のブランドイメージを教えてください。

今から20年以上前の話になるんですけど、当時セレクトショップをやっていて、月2回はニューヨークへ買い付けに行っていたんです。そこでニューヨークのメッセンジャーたちがみんな「Manhattan Portage」のメッセンジャーバッグを使っていて、とてもかっこいいなと思って買い付けた思い出があります。その縁もあって同じモデルをベースにコラボレートバッグを作らせてもらったこともありますし、「Manhattan Portage」とは付き合いは長いんですよ。

̶̶そうなんですね。では現在使われている「Manhattan Portage BLACK LABEL」のバッグの使い心地はいかがですか。

僕はバッグをたくさん所有しているほうなんですが、このバックパックは持っていないタイプのデザインなんですよ。平べったくて四角いフォルムというのが自分の中では新鮮で。機能面で言うと、バックル部分に使われているパーツ(FIDLOCK)がスライド式になっていてとても使いやすいです。しかも留めたときに鳴るパチッという音がとても気持ちいいんですよね。あとは、お財布がズボンのポケットに入れておくには大きいサイズなので、上部スペースに入れていると取り出しやすい。そして、両サイドの収納。この収納があるのは大きいですね。よく子どもとスケートボードをしに駒沢公園へ行くんですけど、そのときに親子で2つのペットボトルを入れています。片方のポケットがボクで、もう片方が子どもってシェアしてるんですよ。さらにハンドルも付いているので、フェンスなどにぶら下げて置いておけるのも嬉しいですね。やはり普通のメッセンジャーバッグにはこのようなハンドルはなかったりするので。スケートボードをするときにも便利です。

̶̶スケートボードと言えば、スケートデッキにステッカーを貼るなどカスタムをしたりしますが、江川さんはバッグをカスタムなどされたりしますか?

そうですね。スケートボード同様、昔はステッカーをぺたぺた貼りがちでしたね。あとは好きなアーティストに出会ったら直接バッグに描いてもらったりとか。でも最近は歳を重ねたこともあって、シンプルになってきました。それこそ今日は自分のブランドで作ったピンバッジを付けてます。

̶̶ステッカーでバッグをカスタムするとはまさにスケーター的な発想ですね。でも江川さんがバッグをたくさん持っているは意外でした。

職業柄もしれないですけど、いろんな種類のバッグを持っているんですよ。日々バッグを使い分けて実験してみて、その中でそれぞれのバッグにはない機能やデザインを自分のブランドでは作ろうと心がけています。そう考えてみると、自転車のサドルや帽子と使う感覚としては似てるのかも。気分やその日の都合で使うものをころころと変えてます。そうすると、気分が切り替わるしファッションとしても楽しめる。それもあって、挑戦的に派手なカラーのバッグを買ったりもします(笑)。ちなみに今日は1日、仕事で人に会うのでバックパックには配る用のステッカーや着替えなどを入れています。

̶̶ではこれまでたくさんのバッグを使ってきた中で苦手なタイプなどありますか。

そこまでこれが嫌!ってほどではないんですけど、いろんなフォルムに変わるバッグは苦手かも。背負えて、肩からも提げられて、手でも持てるって、なんかおじさんが使っていそうなバッグと言えばいいのかな。あれは苦手です。あとは、キャリーケースも。便利だってことはわかるけど、自分にとっては苦手なんです。だから僕は海外旅行であっても、旅行へ行くときは必要最低限の荷物しか持っていかないようにしています。本当、下着くらいかな。必要なモノがあれば現地調達すればいいと思っています。

̶̶なるほど。では最後に、「Manhattan Portage」は買い付けにも行かれていたニューヨーク発祥のブランドなのですが、江川さんが感じるニューヨークのブランドの魅力とはなんでしょうか。

ロサンゼルスのゆるさとも違うんですけど、いい意味で大味で未完成なんだけど、それでも欲しくなるところでしょうか。それこそ「Manhattan Portage」のように歴史がしっかりとしたブランドは、マスターピースに近いプロダクトで文句なしなんですけど、まだ始まったばかりのブランドって、作る人間もプロダクトもまだあいまいなところがある。でもそのあいまいなんだけどもカルチャーが根付くニューヨークのバッググラウンドがプロダクトに宿っている。このバッググラウンドの説得力は大きい。だって、ニューヨークとかブルックリンと書いてあるだけも欲しくなってしまうじゃないですか。それってちょっとずるいですよね(笑)。

江川“YOPPI”芳文(えがわ“よっぴー”よしふみ)

1972年生まれ。東京都出身。アパレルブランド「Hombre Niňo」、「PLUS L by XLARGE®」のディレクター。10代よりスケートボードチーム「T19」のライダーとして活躍しながら、セレクトショップ「realmadHECTIC」をオープンさせるなど、1990年代に大きなムーブメントとなった裏原宿を中心としたストリートカルチャーの渦中にいたひとり。2007年にはピストバイクショップ「Carnival」を手掛け、2012年からは「Hombre Niňo」をスタート。ちなみに一児の父としての顔も持つ。
Hombre Niňo


DOGER BACKPACKItem No.MP1268BL

¥38,000

荷物の取り出しがスムーズに行えるよう、バックル部分にFIDLOCKを採用したバックパック。マチをあえて大きく取らずボトムを斜めに仕上げることでスリムでコンパクトなデザインに仕上げている。
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