Manhattan Portage BLACK LABEL Presents
各業界のインフルエンサーがオーナーを務める1夜限定のサロン

B(E)SALONvol.1

今夜のオーナー

大岩Larry正志

デザイナー/ ボイスアクター 1975年9月23日生まれ

BAG : PARK SLOPE DAYPACK

B(E)SALON 第 1 回目のワンナイトオーナーは、プロ野球団のユニフォームやロゴのデザイナー、アニメ『The World of GOLDEN EGGS』のローズ役をはじめボイスアクターとしても活躍する大岩Larry 正志さん。

お酒を片手に、ビジネスから遊びまで、彼のこだわりやスタイルを⾃由に語っていただきました。

̶̶まずはお仕事の話から。野球のユニフォームデザインに関わったきっかけは?

もともと僕は野球オタク。“野球知識検定”というのがあり、実は4級の資格も持っているほど。しかも5級は 100 点満点で合格! 検定は1級まであるんですが、今のところ4級までしか受けていなくて。そもそも中学生の頃から、大人になってからも、野球にまつわる記録や出来事を、ひたすら暗記していたんです。“松井秀喜、初年度平均2割2分3厘、ホームラン 11 本”みたいに、ブツブツと独り言をいいながら(笑)。

̶̶実際に野球もやられていたんですか?

いや、それが野球⾃体は全然やってないんです。正確には、野球⾃体は草野球を中学からしてまして。通った中⾼の学校が野球強豪校の平安中学・⾼校(当時)で、野球部は簡単にやれるレベルではなかったので。

で、中⼆から突然、野球オタクになった。で、美⼤でものづくりを学ぶのですが、ちょうどその頃、野茂英雄さんなどが渡⽶して、⽇本でもメジャーリーグが沸いてたんです。⽇本でも⼥の⼦が、ドジャースやヤンキースのロゴが⼊った T シャツを着たり、キャップをかぶったり。そのとき、“アメリカだとおしゃれなのに、なぜ⽇本の球団のものはそうならない んだろう”って思ったんですね。“街着で使えるものにするにはどうすればいいんだろう”って。で、⼤学卒業後、フリーランスでグラフィックデザインの仕事をしながら、“こんなユニフォームがあったら可愛いだろう”というテーマで、⾃分で勝⼿に野球ユニフォームをデザインして、個展で発表したんです。
̶̶それが球団の⽅の⽬に留まった? いや。きっかけは、偶然。⾏きつけの美容室にたまたま球団職員の⽅がいらっしゃったんです。普段と違うユニフォームを企画したいということで、美容師さん経由で連絡をいただきました。それで、2008 年の⻄武ライオンズの交流戦⽤ユニフォームを作らせていただいた。「野球」や「ユニフォーム」にテーマを絞ってデザインをする⼈って今までいなかったので、翌年に、福岡ソフトバンクホークスの鷹の祭典ユニフォーム、2012 年から楽天イーグルスの夏季⽤のユニフォームや優勝ロゴのオファーをいただいて。2015 年からは同時に、東京ヤクルトスワローズのホームとビジター、期間限定の4種類ユニフォームを毎年担当させていただいています。

̶̶ラリーさんがユニフォームに関わると優勝すると聞きました。縁起が良い、優勝請負デザイナ ーなんですね!

たまたま、そうなった。でも、当然オファーを受けている時点で、そのチームに活躍してもらいたいと思っているので、嬉しい。勝ち負けのあるスポーツの世界で、縁起が良さは重要。勝ち続けている間はパンツを変えない選⼿もいますから。 ̶̶ユニフォームのデザインで気をつけていることは? シンプル。やはり、初志貫徹というか、街着として使えることが僕にとって⼤切。
“これだったら可愛い! 着たい!”というものをデザインして、ユニフォームやグッズにしていく。だからスポーツウエアとしての要素はあまりないですね。でも“かわいい”デザインのものでも、鍛えられたアスリートが着ると、ちゃんとおしゃれに格好良くなるんですよ。その意味では、現役選⼿のためではない、プロ野球界で⼀定の成績を残した⼈が殿堂⼊りする「名球会」のユニフォームもやらせていただいています。なんと、⻑嶋茂雄さん、そして王貞治さんと2ショット写真も撮らせていただいた。これ、遺影にしようと思ってます(笑)

̶̶野球以外の仕事でもご活躍されていますよね。

ソチオリンピックにも出場した⼩笠原歩選⼿が所属する⼥⼦カーリングチームのロゴとグラフィック、⾼梨沙羅選⼿のヘルメットのグラフィックもやらせてもらってますし、あとは、僕は滋賀県出⾝ということもあって、同郷の TM レボリューションの⻄川貴教さんが⽴ち上げた野外フェス『イナズマロック フェス』のロゴのデザインや MC も。

̶̶ボイスアクターの肩書でも活動されてますもんね!

はい、アニメ『The World of GOLDEN EGGS』の声優とか。「ローズマリーです」って⾔ったり。
—̶̶おお、モノマネ! モノマネというか、本⼈なんですが。『The World of GOLDEN EGGS』の声は、安室奈美恵さんや⼩栗旬さんなどにゲストを除くと 2 ⼈でやっているんですよ。だから登場⼈物の半分は僕。これがユニークなのは、いわゆるセリフが書いてある脚本がなくて、ほぼアドリブ。僕らがしゃべって、それに合わせて後から絵をつける。くしゃみが出そうになったら、あえてマイクの前にいく。噛んだら、噛みっぱなし。それを使って絵を合わせてもらう。そもそも思いつきで喋ってるところが多いから、録り直せない(笑)。

̶̶なるほど。ちなみにラリーさんの通勤スタイルは?

僕は、家と事務所の⾏き来は、⾞を使っていて、たまにチャリ。完全にリュックサック派です。バックパッカーならぬ、ずっと“リュッカー”。今は、マンハンッタンポーテージのブラックレーベルのリュックをフル活⽤しています。

̶̶普段、バッグにはどんなものを⼊れているんですか? それって、アイドルとか可愛い⼦に聞く質問だと思いますが(笑)。今⽇は、楽天とスワローズのユニフォーム、あと『週刊ベースボール』。ちなみに、僕、中学⽣からずっと『週刊ベースボール』を買っていて、実家には、『⽉刊ジャイアンツ』『⽉刊ドラゴンズ』『⽉刊ホークス』『⽉刊カープ』など、全部捨てずに保管してあるんです。そう⾔った雑誌とか書類がバッグの中に⼊っていることが多いんですが、これブリーフケースではなく、リュックなのに、紙モノもキレイに収納できる。荷室がしっかり分かれているので、パソコンも⼊るし、鍵などの⼩物も整理できるのがいい。ビジネス出張にも重宝されるんじゃないですかね。

̶̶野球場に⾏く時も?

もちろんリュッカーなので、リュックです。ブラックレーベルのリュックってビジネスマン向けですが、こういう時にも便利なんです。野球観戦の時はユニフォームに着替えるので、それまで着ていた洋服をバッグの中に⼊れますよね? で、荷物でパンパンになっても、形的にかっこいい。スマートに⾒える。ビジネスのちゃんとした場所でもカジュアルな場所でも使える。それでいてリュックだから、ポップな感じもします。

̶̶ユニフォーム、つまり制服だけど、街着にも使える。ラリーさんのデザインポリシーにも合致する感じですね。ところで、今回、NY に⾏った時の写真も拝⾒しましたが、NY は以前からお好きでした?

これもまた⼦どもの頃からの話になってしまうのですが、⼩学校の時、クイズ番組『アメリカ横断ウルトラクイズ』が好きで。「ニューヨークに⾏きたいかーっ!」って福留功雄さんが叫ぶやつ。ずっと⼤学に⾏ったら、予選から出てみようって企んでいたんです。で、⼤学で東京に出てきて、“いよいよ、出たるでー!”って思った年、番組がなくなった(笑)。

̶̶すごいタイミングですね。

逆に「全国⾼等学校クイズ選⼿権」にも出られない年齢になってて。で、3年前くらいに初めてニューヨークに⾏って、「福留さん、やっと来たよ!」って。でニューヨークに⾏って思ったのは、ボケれない。“エンパイアステイトビルや!”“ヤンキースタジアムや!”って、フルネームで⾔っちゃう。ちなみに、ヤンキースタジアムに⾏った⽇、⽥中マー君が登板し、イチローが代打に出た。あと、ニューヨークシティから⾞で4時間くらいある、クーパーズタウンにも⾏きました。そこには、近代野球が初めて⾏われたという説もある野球場「ダブルデイフィールド」があって、僕が着いた数⽇前には、松井秀喜さんもいらっしゃったそう。向かう途中、そのことを調べていたら、ちょうどその⽇、その名前が取られたダブルデイさんの誕⽣⽇だったんですね。で、⿎笛隊のパレードとかやってるかなって期待したら、何にもやってなかった。芝を刈っているおっちゃんに、“今⽇、ダブルデイさんの誕⽣⽇なの知ってた?”って聞いたら、“I donʼt know.”って。そういうオチなんですけど。

̶̶(笑)へこたれないというか、最終的には⼈を笑わせることができるのも、ラリーさんの魅⼒だと思います。最後に、⼦どもの頃にイメージしていた⾃分、その⾃分と今の⾃分と⽐べてみて、どうですか?

うーん、いいか、悪いかは別として、やはり予想していたよりも、⼦どもかもしれませんね。野球場に⾏くと⼦どもに戻るのかな。ただ、僕がデザインしたものを、野球のファンの中でも⼦どもに喜んでもらえると嬉しい。そういう⽬線やこだわりで物を作ることも⼤切にしています。でももう 40 歳を超えていますので、“街着としてかっこいい”とか、“リュッカーである”とかポリシーはきちんとキープしながらも⼤⼈らしいアイテムは⾝につけていきたいと思っています。

大岩Larry正志(おおいわらりーまさし)

1975 年⽣まれ。滋賀県出⾝。デザインオフィス「ONE MAN SHOW」代表。
『野球』と『デザイン』をテーマに制作活動を続け、2008 年には、⻄武ライオンズ(当時)の交流戦⽤ユニフォーム、2009 年には福岡ソフトバンクホークスの『鷹の祭典』のユニフォームとグラフィック、2012 年からは、楽天イーグルスの夏季⽤のユニフォームや優勝ロゴ、同時に 2015 年からは、東京ヤクルトスワローズのユニフォームやグラフィックロゴのデザインを毎年⼿掛けている。その他、⼥⼦カーリングチーム・北海道銀⾏フォルティウス、キングオブコントやイナズマロックフェスなど、エンタメ系のロゴやグラフィック、ユニフォームなども制作。また、アニメ『The World of GOLDEN EGGS』のボイスアクターなどとしても活躍をしている。
ONE MAN SHOW


PARK SLOPE DAYPACKItem No.MP1281BL

¥29,160

シンプルなデザインにガシェット収納を詰め込んだ定番デイパック。
シンプルな作りながら使い勝手の良さにこだわった作りになっており、商品のデザイン似合わせるようにっショルダー部分にもシンプルな仕様を施した商品です。
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